グラントリノ
フォード自動車工として50年勤めあげたコワルスキー(クリント・イーストウッド). 朝鮮戦争を経験したこと, 妻が亡くなったこと, 歩んできた人生からか頑固な振る舞いのため息子たちにも嫌われる.
デトロイトの住まいで日々ポーチでビールを飲み,孤独といえる毎日の中, ある日, ギャングにそそのかされた隣家の少年タオ(ビー・ヴァン) が, 愛車のグラン・トリノを盗みに侵入してきて...
とっても面白かったです!
内容がすごく濃いし, シリアスなのに
見終わったあと爽やかな感動に包まれました.
人とのつながりだったり, 人生について考えさせられたり深い内容ではあるのですが ,
全っ然動けるコワルスキーが息子たちに老人扱いされて, マジックハンドをプレゼントされる。
隣家のタオ宅へのパーティーへ招待され, 食べ物を勧められまくりマゴマゴするコワルスキー。
「家族なのにわかりあえていない」
切なさと, ある種の滑稽さなどがシリアスなテーマを中和している感じがして
ハードに引き込まれるのに疲れない, 気持ちのいい映画でした.
老後や人生について思いをはせたとき
また改めて観たいと思いました(*´▽`*)
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